ワタシが地元最恐の暴◯族だった頃-後編-
当時17歳。
今がこんなだから言える事だが
その頃はかなりモテ期であった。
仕事もしていたから
他の同年代よりはお金もあったし
何よりも
今より20キロも痩せていたからだ。(マ
そして最大の決め手は
新たに購入した自由の翼を乗っていた。え
やはり、エブリィ。(しかもまたカゴ付き)
確か3万円だった。ん?
その頃はmixiが流行していた。懐
そこで知り合った人と遊んだり、ラジバンダリ。え
当時の口説き文句としては
「単車で迎え行くぜ。」でした。痛
チャンプロードとか読んでたクセに
ワタシは本当に知らなかったのだ。
スクーターでも何でも
バイクは全て「単車」だと思っていた。
決して騙していたつもりは無かったのだ。え
そして
この赤マルこそが
「ロケットカウル」だと思っていたのだ。ヤバ
ピザ屋さん、みんなヤンキーやん。え
大体、17歳の頃の女子は
「単車」に弱かったのである。何
そして、ワタシは例のフルフェイスを被り
待ち合わせ場所に向かう
大体の女子が
は?
って顔をしていたな。うんうん。
だが、中にはモノ好きもいるもので
ワタシの「単車」に乗ってくれる子も居た。え
その時はもちろん青春の2ケツ。
ワタシはフルフェイスで後ろはノーヘル。え
きっとワタシの頭デカくて乗りづらかっただろうな
多分、イメージ図としては
ダッコちゃん人形状態だったろうに…。
そして、必ず二段階右折は忘れない。え
今思えば滑稽な図である。何
ある日、密着県警24時的な番組を見て
何やら変な影響を受けたワタシは
次の日、愛車の魔改造に取り掛かった。
だが、改造の意味を完全に履き違えてしまった。
概要としては
カゴを外した。ぇ
そして
両面テープで
無数の画鋲をつけた。ぇ
こんな感じ。痛
そして
じゃんけんミラー。え
最後に愛車に
「男心愚狼煙」と自作シールを貼った。何
読みは「ダンシングロケット」痛
当時の自分へ問いたい
恥ずかしくないのか?
と。
そして、それから数ヶ月ほど経って
ある暴露掲示板を覗いたら
何とワタシに関する書き込みがあったのだ。
「◯◯(地元)でヤバい原チャ発見!」
「スクーターに画鋲くっつけてるキチガイ。」
更に書き込みは続く
「彼は◯◯(地元)の記念物です。」
「◯◯(地元)最恐の暴走族リーダー。」
「フルフェイス取った顔見ると死ぬらしい。」
「一人で50人の族と抗争したらしい。」
「あの画鋲に毒塗られてるって聞いたことある。」
噂のひとり歩きは恐い。え
話がどんどんデカくなっていく…。
その掲示板の中でワタシは
もの凄い凶悪な暴走族になっていたのだ。ん?
その後、18歳になり
車の免許を取ったのでバイクは
後輩に押し付けてやりました。(最低
これが、ワタシの最恐暴走族時代の話である。え
そして嫁ちゃんに
「何かバイク乗りたいなー。」とラインしたら
少し経ってから
画像が送られてきました。
ん?バイク持ったまま立ってないか?
むしろ、後ろ火吹いてないか?
これは未来の乗り物なんですね!
空を飛んでタイヤが隠れる代物なんですね!何
…ピコン!
もう一枚届きました。
…あ!やっぱり空を飛ぶ乗物なんですね!
ライトにバイクと書いてはいますけど
本当はその中心を持つと三枚のプロペラが回転して
ワタシがフワフワ飛んでいくんですね!え
いわば、タケコプターのリアル版なんですね!
分かります分かります。うんうん。
冷静に見てみると、この画像の中のワタシ
全体図がちょっと卑猥に見えてきました。何
…やっぱ持つべきは嫁ちゃんである!え
つまり、バイクの先を行けって事です。はい
さて、今日はアニキから連絡が来て
明日でレモン星人が地球を去るらしく
最後の土産を持たせて欲しいと言われたので
アニキに貰った画像を組み合わせて
ちょっとした物語を作りたいと思います。何
おまけ程度ですので悪しからず。